ランキング結果だけを見たい方はこちら
2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティスは、子どもたちとの旅行を楽しんでいた。ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、地球が滅亡に向かっていることを知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始める。
南極で研究を続ける古代気象学者ジャック・ホール教授は調査データから地球規模の自然危機を予感する。そして、その4か月後、東京などで異常気象が発生し彼の嫌な予感は現実味を帯びてくる。
ジョン・ギャリティと別居中の妻、そして幼い息子は、地球を破壊する彗星が地球に接近する中、聖域を探す危険な旅に出る。都市が破壊される恐怖の中、ギャリティ家は人間の最良と最悪の面を体験する。地球滅亡へのカウントダウンがゼロに近づく中、彼らの驚くべき旅は、可能性のある安全な避難所へのギリギリの絶望的な飛行で頂点に達する。
ホワイトハウスの女性スキャンダルを追っていたテレビ局のジェニーは、「エリー」という名に行き当たる。だがそれは女性の名ではなく、「Extinction Level Event(種の絶滅を引き起こす事象)」の略だった。大統領は、1年後に未知の彗星が地球に衝突する可能性があることを公表。これを阻止すべく彗星を核爆発させて軌道修正するプロジェクトが実行されたが、結果は失敗。衝突が刻一刻と迫る中、ついに大統領は地下に選ばれた100万人だけを移住させる計画を発表するのだった。
ダンサー・イン・ザ・ダークのラース・フォン・トリアー監督によるSF叙事詩。惑星衝突という“世界の終わり”に直面した姉妹を中心に、壮大なストーリーが展開する。主演のキルスティン・ダンストが第64回カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。
7月2日。何の前触れも無く世界中の上空に姿を現した直径24キロに及ぶ巨大UFO。混乱の中、元戦闘機のパイロットであるアメリカ大統領ホイットモア率いるアメリカ・サイドは、交流を求めるためUFOとの交信を試みる。が、UFOからの容赦ない攻撃が開始され…
地球への衝突コースを取る小惑星が発見された。もしも、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない。これを回避する方法はただひとつ、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するしかない。そしてその任務に選ばれたのは石油採掘のスペシャリストたちだった。刻々と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男たちは小惑星へと飛び立った!
政治利用による論点のすり替え、SNSが発展による情報拡散と真偽の不確実性。現代におけるこの二つの社会問題をユーモアなタッチで描きつつも、観ている人に課題提起し、訴えかけてくる映画でした。
ハッキリとした表現をする作品のため、ストーリー自体がシンプルで見易い一方、登場人物たちの思惑がもどかしも感じる場面もあります。ただ、それが現実なのだと改めて実感させてくます。また人生、最後の瞬間、誰とどうすごすことで自身の人生にどう意味を持たせてくれるのか、というメッセージを突きつけてくる考え深い作品でした。