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後漢末期―青州。袁紹軍に対峙する劉備軍に槍の名手・趙雲が合流。戦いには、辛勝するも、その痛手は大きく、趙雲は一度郷里に戻る。しかし、曹操軍の猛攻により、村は焼かれ、仲間たちが殺されてしまった…。命からがら逃げのびた趙雲は、劉備、関羽、張飛、諸葛亮と偶然の再会を果たす。関羽・張飛と切磋琢磨しながら趙雲は、己の槍術に研鑽を重ねる。しかし、曹操軍の勢いはそれ以上に増しており、劉備軍は、追撃を交わしながら見捨てることのできない民を連れ丹陽を目指す。その道中、劉備の妻とその赤ん坊が行方不明に。趙雲は、諸葛孔明から譲り受けた亮銀槍を片手に単身、大戦場を駆け抜ける。今、伝説以上の長坂の戦いが始まる…!
8年前に赤壁の戦いに勝利した曹操は魏王と称され、全ての権力を掌中に収めていた。実質的には何の力も持たない献帝は、ひそかに曹操暗殺計画を実行に移す。一方、刺客として特訓を受けた穆順と霊雎は密命を受け、それぞれ宦官と侍女として曹操に接近する。
後漢末期、権力争いにより朝廷は腐敗し、地方では張角率いる黄巾党による乱が起こる。曹操や義勇軍として志願した劉備、関羽、張飛の三義兄弟、孫堅、袁紹らの活躍により黄巾の乱は治まる。しかしその後、朝廷内の権力争いで台頭した董卓が専横を極め、これに反発した群雄が反董卓連合を結成する。何千もの兵士や馬が押し寄せる戦場を縦横無尽に駆け巡り一騎当千で倒す豪傑たちの戦いと、最強の武将・呂布との決戦。激動の三国時代に英雄・猛将たちが広大な中国大陸を駆ける!
劉備と敵対する曹操の捕虜になってしまった関羽だったが、曹操軍と袁紹の率いる軍勢が刀を交えた「白馬の戦い」で曹操を助け、勝利に貢献する。曹操は関羽を部下に引き入れようとするが、劉備の元へ戻ることを譲らない関羽の願いを聞き、6つの関所を手形なしに通れるよう手配する。晴れて劉備の元へ戻ろうとした関羽だったが、皇帝が関羽殺害の命を出したため、道中で幾度となく命を狙われることになる。
今から1800年前。中華統一を巡り三国【魏・蜀・呉】が群雄割拠していた時代。民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男・劉備が立ち上がった。激動の乱世を経て、物語はやがて[魏軍80万]vs[蜀・呉 連合軍3万]という、圧倒的兵力差が激突する「赤壁の戦い」に突入していく!―――という超有名歴史エンターテイメント「三國志」を“脚本・監督:福田雄一流の新たな解釈”で描く、完全オリジナル映画!
三国がしのぎを削る中国。夢を抱き劉備軍に参加した趙雲は、同郷の武士、平安を兄のように慕うようになる。ある日、曹操軍にさらわれた劉備の息子を、趙雲が敵陣に一人乗り込み救い出す。やがて“無敗の将軍”とまで言われた趙雲のことを、平安は複雑な心持ちで見守る。
三国時代の中国。漢の丞相の曹操(のちの魏の礎を築いた)は、北部を平定した後、南部も制圧するために兵を進める。その目的は、天下統一に邪魔な劉備・孫権の抹殺だけでなく、今は周瑜の妻となった天下一の美人小喬の奪取にもあった。荊州にいた劉備軍は南下して軍を立て直そうとするが、途中の当陽県長坂にて追いつかれ、敗走する。 夏口へ逃げた劉備は、部下の諸葛亮(孔明)の提案に従い、孔明を孫権(のちに呉を建国)のもとへ派遣する。孔明は孫権の総司令である周瑜と意気投合し、2つの勢力は共に曹操と戦う同盟を結ぶ。孫権は数万の軍勢を派遣し、劉備軍とともに長江の赤壁付近で曹操軍と相対し、両者互いに決戦のために水軍と陸軍を動かすのだった。
曹操の元へ男装して潜入していた孫権の妹・尚香は、疫病で亡くなった兵士たちの死体が船に積まれ、連合軍のいる対岸へ流されていく光景を目撃する。死体に触れた連合軍の兵士から次々と疫病が感染し、曹操の非情なやり方に周瑜をはじめ、連合軍は憤りを感じ、劉備軍は自軍の兵と民のために撤退を決意するが、孔明はただひとり戦地に残るのだった。