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娘がイスラム過激派組織「ISIS」(イスラム国)に参加して死亡し、遺された7人の孫を救うことを決意した男性の命がけの旅を追ったドキュメンタリー。スウェーデンで暮らすミュージシャンのパトリシオ・ガルベスの娘アマンダは、同国で最も悪名高いISISメンバーと結婚し、2014年にカリフ国家建設に参加するためシリアへ密航する。娘は帰国の説得にも応じず、パトリシオに支援を求めてくるが、ISISにお金が渡る恐れがあるため断らざるを得なかった。そして2019年、ISIS掃討作戦により娘は夫とともに殺され、1歳から8歳の子ども7人が遺された。パトリシオは危険を顧みずに孫たちを救い出すことを決意。援助団体への連絡を続け、ついに孫たちがシリア北東部の難民キャンプにいることを突き止めた彼は、シリアとの国境近くのイラクの都市へと向かうが……。
“ストーム・ブリンガー”のコードネームを持つ、トルコ軍特殊部隊。IS[イスラム国]の捕虜になっている女性ジャーナリスト救出の指令を受け、7名の隊員たちはイラクの山岳地帯に潜入。人質の救出には成功するが、IS軍の追撃を受け絶体絶命の窮地に陥ってしまう。激戦の果て、何とか合流地点近くの村にたどり着いた彼らは、敵大部隊の接近を知る。任務を優先して、トルコに撤退するか?踏み留まって、村人の虐殺を阻止するため戦うか?彼らの選んだ道とは…。
2016年初頭、シリアのアレッポとトルコの現状をとらえたNetflixオリジナル短編ドキュメンタリー。凄まじい内戦の渦中で自身の家族や愛する人々の身を案じながらも、一般市民の救助に命を懸ける3人のボランティア救助隊員の姿を追います。衝撃と感動のドキュメンタリー「ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-」は、シリア国内に留まる一般市民の悲惨な現実を映し出しながら、人間の精神の強さ、そして尊さを静かに訴える作品です。
女弁護士のバハールは愛する夫と息子と幸せに暮らしていた。ある日クルド人自治区の故郷の町でISの襲撃を受け、男性は皆殺されてしまう。バハールは人質にとられた息子を取り戻すため、クルド人女性武装部隊“太陽の女たち”のリーダーとなり、戦う日々を送っていた。
モスルに勤務する21歳の新人警察官が、身内をISISに殺された者たちだけで構成されているSWAT部隊にスカウトされる。部隊がISISの要塞を目指す中、青年はチームに課された真の使命を明かされぬまま、隊員たちと壮絶なゲリラ戦を重ねていく。
怪我のために体操選手の道を断念したダニエルは、ずっと夢だった写真家に転身。戦争の中の日常を撮影するため、シリアの非戦闘地域を訪れた。だが現地の情勢が変わり、ダニエルはISに誘拐され拷問を受ける。家族は巨額の身代金を用意するために奔走するが、犯人側は容赦なく追い討ちをかけ、過大な要求を突きつけてくる……。
戦後史上最悪の人道危機と言われるシリア内戦。2014 年、その内戦において過激思想と武力で勢力を拡大する「イスラム国(IS)」が制圧したシリア北部の街ラッカ。かつて「天国」と呼ばれ、穏やかだった街は IS の首都とされ一変する。爆撃で廃墟と化した街では残忍な公開処刑が繰り返され、市民は常に死の恐怖と隣り合わせの生活を強いられていた。海外メディアも報じることができない惨状を国際社会に伝えるため、匿名の市民ジャーナリスト集団“RBSS”( Raqqa is Being Slaughtered Silently/ラッカは静かに虐殺されている)は結成された。彼らはスマホを武器に「街の真実」を次々と SNS に投稿、そのショッキングな映像に世界が騒然となるも、RBSS の発信力に脅威を感じた IS は直ぐにメンバーの暗殺計画に乗り出す――。
ノーベル平和賞 2018 の受賞者、ナディア・ムラドはISIS(イスラム国)による虐殺と性奴隷から逃れた 23歳のヤジディ教徒だ。彼⼥は、普通の⼥の⼦のように⽣きたいと思う時もある。しかし残された同胞のため、国連などの国際的な表舞台で証⾔を続け、やがては同郷の⼈々の希望の存在となっていく。