ランキング結果だけを見たい方はこちら
たったひとりと一度だけ、死者との再会を叶えてくれる案内人“使者(ツナグ)”。そんな噂にすがって、がんで亡くなった母親との再会を願う中年男性・畠田は“使者”に依頼するが、彼の前に現われたのはごく普通の高校生の歩美。彼のもとには、ケンカ別れをしたまま事故死してしまった親友・奈津に会いたいという女子高生の美砂、7年前に失踪してしまった恋人・キラリの消息を知りたいサラリーマンの土谷も依頼を持ち込んでくる。
1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子がいた。
富士山の麓に広がる青木ヶ原樹海。自殺の名所としていまや海外にも広く知られたこの地に、アメリカからはるばるやって来たアーサー。森の奥深くでひとり静かに睡眠薬を飲んで自殺するつもりでいた彼だったが、そこへふと、森からの出口を求めてさすらうひとりの日本人男性が、すっかり憔悴し切った姿で出現。やむなくアーサーも男と一緒になって出口を探すが、一向に森から抜け出すことができず、2人はさまよい続けるはめに。
歯科医アランが大学時代の友人チャーリーと再会。チャーリーは9.11で家族を亡くして以来、心を閉ざしていた。アランは自分にできることを模索するが……。アダム・サンドラーの好演が光る、熱い友情を描いた感動作。
ある日、アメリカ人眼科医トム・エイヴリーのもとに、一人息子ダニエルの訃報が届く。それは、ダニエルが聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅に出た矢先の悲劇だった。フランスとスペインの国境の町までやって来たトム。ダニエルの遺品と遺灰を手にした彼は、息子が巡礼の旅に求めたものが何だったのかを知ろうと、息子に代わり、旅を続けることを決意する。それは、800キロにもおよぶ長旅。その道中、彼は旅の目的も様々な巡礼者たちとの出会いを重ね、少しずつ彼らと打ち解けていくのだが…。
広告代理店の代表として成功してきたハワードだったが、愛する人を失ったのを機に仕事も私生活もままならなくなってしまう。やがて会社の業績も悪化し、社員たちも気が気ではない。そんな中、ハワードは舞台俳優たちとの出会いによって、少しずつ変化していき……。
妻が浮気したことで心のバランスを保てなくなり、仕事も家庭も全て失ってしまったパットは、近くに住んでいるティファニーと出会う。その型破りな行動と発言に戸惑うパットだったが、彼女も事故によって夫を亡くしており、その傷を癒やせないでいた。人生の希望を取り戻すためダンスコンテストに出ることを決めたティファニーは、半ば強制的にパットをパートナーに指名する。<それぞれに愛する人を失い心に傷を負った男女が再生していく姿を、涙と笑いでつづるヒューマン・コメディー。デヴィッド・O・ラッセル監督が、人生の再起に懸ける男女をハートフルに描く。主演は、ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンス。さらにロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァーらベテランが脇を固める。>
情熱的なアイルランド人のジェリーと相思相愛の仲で結ばれ、NYで幸せな日々を送っていたホリー。ところが、脳腫瘍に冒されたジェリーは、ある日あっけなくこの世を去り、悲しみに暮れたホリーは、以後すっかり引きこもりの状態に陥ることに。ところが、彼女の30歳の誕生日に、意外な品がホリーのもとに届く。それはなんと、亡き夫からの贈り物だった。その後も、彼からのラブレターが定期的に届いて、ホリーは励まされる。