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2001年、8年の服役を終えたゴードン・ゲッコー。カリスマ投資家の面影は消え、すっかり過去の人と成り果てていた。2008年、勤め先が経営破たんに追い込まれた電子取引トレーダー、ジェイコブ・ムーアは恋人ウィニーの父親であるゲッコーに近づき、ある提案を持ちかける。
2005年のアメリカ。金融トレーダーのマイケルは、サブプライムローンの危機を指摘するもウォール街では一笑を買ってしまい、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引で出し抜いてやろうと考える。同じころ、銀行家ジャレドがマイケルの戦略を知り、ヘッジファンドマネージャーのマーク、伝説の銀行家ベンらを巻き込み……。<リーマンショック以前に経済破綻の可能性に気付いた金融マンたちの実話を、クリスチャン・ベイルやブラッド・ピットといった豪華キャストで描く社会派ドラマ。サブプライムローンのリスクを察知した個性的な金融トレーダーらが、ウォール街を出し抜こうと図るさまを映し出す。>
フィラルデフィア。一方は、大会社の経営陣のひとりとして手腕を見せるエリートで金持ち青年ルイス・ウィンソープ。もう一方は、サギまがいの事をやりながら生きている貧しい黒人青年ビリー・バレンタイン。そんな彼らの知らない所で、ウィンソープの会社の会長である2人組が、ある賭けを企んでいた。この2人の環境を入れ換えるとどうなるかという賭けである。そして、何にも知らない二人はお互いの環境が入れ替わってしまう。
一攫千金を夢見る若き証券マン、バド、は業界のフィクサー的存在である大富豪ゲッコーに取り入ろうと必死だった。父の勤める航空会社の情報を流したことによって、その夢はかなえられ、バド自身も大金を手にするが……。O・ストーンが、策謀渦巻く証券業界を舞台にしたサスペンス・ドラマ。
江戸中期、財政の逼迫した仙台藩が領民へ重税を課したことで破産や夜逃げが続出し、小さな宿場町・吉岡宿は困窮し切っていた。このままではダメだと考える商人・穀田屋十三郎と同志たちは、藩に金を貸し付け毎年の利息を住民に配る「宿場救済計画」を考えつく。町の存続を図るため、前代未聞の金貸し事業を成功させるべく、彼らは私財を投げ打ち……。<<『武士の家計簿』の原作者・磯田道史による「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」を、中村義洋監督が映画化。江戸時代中期の仙台藩吉岡宿が舞台の実話で、年貢の取り立てや労役で疲弊した宿場町を救うため、藩に金を貸して毎年の利息を地域の住民に配る「宿場救済計画」に尽力する人々の姿を描く。町の行く末を案じる主人公を、時代劇初主演の阿部サダヲが演じるほか、瑛太、妻夫木聡という実力派が出演している。>>
2008年9月、米国の大手証券会社リーマン・ブラザーズが倒産したのをきっかけに、世界金融危機が起きる。だが、その原因になった同国のサブプライムローン問題は、もう前年に発覚していた。なのに、誰もリーマン・ショックを阻止できなかったのはどうしてか。金融関係者のインサイダー情報や専門家の分析によれば、金融バブルをあえて大きくすることで荒稼ぎした面々がいるという。中には後のオバマ政権に加わる者もいて…。
学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。
投資家から募ったファンドで徹底した合理主義を貫き、企業を買いたたいく“ハゲタカ”の異名を取っていた鷲津政彦(大森南朋)は、閉鎖的な日本のマーケットに絶望して海外生活を送っていた。そんな鷲津のもとへ盟友・芝野健夫(柴田恭兵)が現われ、日本有数の大手自動車会社を巨大ファンドによる買収の危機から救ってほしいと頼む。
世界的に不況を巻き起こしたリーマンショック。私たちの生活においても企業倒産、所得の減少、就職難と様々な意味で悪影響を与えたあの不況時代。その元凶となったウォール街の裏側で何が行われていたのかを当事者達に話を聞いて回った注目のドキュメンタリー映画です。
財務省、大手企業、格付け機関、アメリカを代表する経済界の大物達が結託したことで雪崩の様に全てが崩れ去った、あの事件の裏側には決してあってはならない真実が潜んでいました。