「いつか笑いあえるなら」は、家族にとって本当に大切なものとは何かを描いたヒューマンドラマ。一見、順風満帆な主人公のステラ (ヨセフィーヌ・ボルネブーシェ) の人生。でも実際は、四六時中構ってほしがる幼い息子に、思春期で情緒不安定な娘、そしてまったくステラに寄り添う気持ちのない夫...。崩壊寸前の一家だったが、1通のメッセージがすべてを一変させることに。家族で旅行に行くことを決めたステラは、不可能に思えたあることを実現してみせようと決意する。それは、もう一度家族の心をひとつにすること。
運命の人と出逢い、おとぎ話のような恋に落ちることを夢見るレイラ。その夢をかなえたくて、既にチケットが完売しているペンタトニックスのクリスマスイブコンサートで運命の人を探すことに。どうしてもチケットがほしいレイラはニューヨークの街を駆け回る。
イスタンブールに暮らす疲れ切った作家の男は、ある若い女性の失踪事件に物語の可能性を感じて捜索に乗り出すことに。だが謎を追っていくと、話は次第に危うく、血なまぐさくなってゆき...。
1981年、スペイン。武装した男たちが銀行を襲撃し、数百人もの人質を取る事件が発生。犯人の本当の犯行動機を追う1人の記者は、果たして、政府当局よりも先に真相を究明できるのか?
婚外子として生まれたことで親に見捨てられた男ヘジョと、元恋人のジェミが、ヘジョの実の両親を探すための“人生最後の旅”に乗り出すラブロマンス。「イカゲーム」で一躍注目を集めたイ・ユミがジェミ役で出演。「未成年裁判」監督の最新作。
プロになることを夢見るも日の目を見ることなく奮闘する若い格闘家。ある日、思いがけず挑んだ闘いが冷酷非道な対戦相手との大勝負へのきっかけとなる。フランク・ガスタンビドゥが監督を務める本シリーズでは、メルヴァン・ブーメル (「Le monde de demain: 明日の世界へ」) と実際のMMAのレジェンドたちが共演する。
ニュージーランド出身の女性監督ジェーン・カンピオンが、1台のピアノを中心に展開する三角関係を官能的に描き、第46回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた恋愛ドラマ。 19世紀半ば。エイダはニュージーランド入植者のスチュアートに嫁ぐため、娘フローラと1台のピアノとともにスコットランドからやって来る。口のきけない彼女にとって自分の感情を表現できるピアノは大切なものだったが、スチュアートは重いピアノを浜辺に置き去りにし、粗野な地主ベインズの土地と交換してしまう。エイダに興味を抱いたベインズは、自分に演奏を教えるならピアノを返すと彼女に提案。仕方なく受け入れるエイダだったが、レッスンを重ねるうちにベインズにひかれていく。 第66回アカデミー賞ではエイダ役のホリー・ハンターが主演女優賞、娘フローラ役のアンナ・パキンが助演女優賞、カンピオンが脚本賞をそれぞれ受賞した。2024年3月、4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。
二人の若者が出会う。運命の出会いよく言われる一目惚れ。彼はオーストリア=ハンガリー帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフであり、彼女はバイエルン公妃エリザベート・フォン・ヴィッテルスバッハであり、フランツが結婚する予定の女性の妹である。