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1965年、ベトナム戦争時代。極秘爆撃任務を負った米空軍兵士のディーターはラオスに墜落し捕虜となる。ベトナム奥地の捕虜収容所に連行されると、そこには何年も捕虜になっている仲間がいた。密林に囲まれた収容所からの脱走は誰もが不可能と思っていたが…。
1966年、ベトナム。アメリカ兵エリクソンの所属する小隊は敵地の偵察任務に就く。そんな中、上官のミザーブ軍曹を筆頭とする4人の兵士が現地の娘を誘拐し、レイプしたあげく射殺するという暴挙に走る。彼女を救うことができなかったエリクソンはその件を軍上層部に報告するが、それが原因でミザーブらから命を狙われることになる。
1965年、サイゴンにやって来た米軍放送の人気DJを通して間接的にベトナム戦争を描いた人間ドラマ。実在のモデル、エイドリアン・クロナウアーに扮したR・ウィリアムスのマシンガン・トークによる破天荒なDJぶりが痛快。ベトナム戦争ものとしては番外編に位置するが、戦場からの視点ではない所が興味深い。
実体験を基に描かれた、O・ストーン監督によるベトナム映画。クリス・テイラーがベトナムにやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムに志願したのは、次々と徴兵されてゆく彼と同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からであった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊に配属されたテイラーにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた過酷なものだった。
チッキーはベトナムで戦っている友達を応援するため、アメリカのビールを個人的に持っていくという突飛な行動をとる。善意から始まった旅を通じて、チッキーの人生感を変えていく出来事へとなっていく。
国防省の若きエリートが、歴史と陰謀に埋もれてきた退役軍人に関する真実を求めて、命懸けで奔走する。セバスチャン・スタン、クリストファー・プラマーら新旧スターが共演したポリティカル・ミリタリー・アクション。
スタンリー・キューブリック監督が、G・ハスフォードの原作を基にベトナム戦争の狂気を描く。徴兵された若者が、次第に戦闘マシーンとして人間性を失っていく様を二部構成で描く。 ベトナム戦争の時代、ジェイムズ(愛称ジョーカー)は、サウスカロライナの海兵新兵訓練キャンプ(ブートキャンプ)で、ハートマン軍曹による厳しい訓練を受ける。新兵たちの中で落ちこぼれの「ほほえみデブ」ことレナードは、徹底的なしごきの中で徐々に正気を失っていく…。 新兵訓練を卒業し海兵隊員となったジョーカーは、テト攻勢が始まる中、軍の報道部員としてフエ市街の前線取材を命じられる。だが、交戦の中で小隊長が戦死、分隊長をブービートラップで失う。下士官が指揮を引き継ぎ転進を図るも進路を誤り、今度は狙撃兵の襲撃を受ける。残されたジョーカーは狙撃兵への復讐を図るのだが…。
おすすめポイント!
戦争で功績を残した人に授与される勲章の意味を映画を通じて理解することができます。残された者達が命を落としてしまった者達の勇敢な行いを讃え、いつまでも彼らの生きた証を偲ぶためのものならば大きな意味があることを教えてくれます。
生き残った者達も戦争の爪痕や傷を胸に抱えながらも、次の世代に何かを伝えられるのであれば、それは"人生の歩み"なのだと教えてくれる作品です。