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北半球一高いビルを建てたはずが、落成式を前に他社のビルに高さを抜かれ、怒りを隠せない大企業のワンマン社長トム。北半球2位になったビルの屋上で部下と口論になった彼は、落雷のショックで足を踏み外し、娘の誕生日プレゼントに買った猫とともに転落してしまう。気絶から目覚めると、なんと彼は体が猫と入れ替わっていた。ペットとして自宅に帰るはめになったトムは、やがて家族の本音や会社乗っ取りの陰謀を知ることになる。
B級ライセンスを持つ三十路のプロボクサー、ミツオはA級ライセンスを目指し、そのためにアルバイトもせず、漫画家である兄貴のアパートに居候していたが、兄は捨てられていた子猫2匹を拾ってきてミツオに世話係をさせる。2匹はそれぞれチンとクロと名付けられるが、ミツオはA級ライセンスを取得しながらも網膜剥離の危機に襲われボクサーを引退せざるを得なくなり、しかも結婚した兄貴がアパートから出ていってしまう。
漫画家の小島麻子は締め切りに追われる生活の中、愛猫のサバを突然亡くす。サバを失った悲しみから漫画が描けなくなった麻子は、新たにアメリカンショートヘアーの子猫グーグーを家に迎え、再びペンを取るようになるが、新作の取材中に突然倒れてしまう…。
野良猫だったナナは交通事故に遭ってしまい、猫好きの人のいい青年・悟(福士蒼汰)に救われる。その後5年間、ナナは家猫として悟と仲良く暮らしてきたが、ある事情から彼は愛猫を手放す決意を固める。そして新たな飼い主を見つけるため、彼らは悟の親友や初恋の相手などを訪ねる旅に出る。
長ぐつをはいたネコことプスは孤児院でイメルダによって育てられたが「無実の罪」で街を追われ賞金首になっていた。ある日街の酒場で魔法の豆の話を耳にする。魔法の豆とはプスが自身の半生を費やして遂には見つけることが叶わなかったものであるが、ジャックとジルがその魔法の豆を持っているという情報を聞いてその豆を盗もうと行動に移す。しかし、その場で謎の覆面ネコと居合わせ、覆面のネコも魔法の豆を盗もうとしており口論の末にジャックとジルに見つかってしまい豆を盗むのに失敗してしまう。プスは覆面のネコと対決してこのネコがメスのキティだと分かる。そしてこの場で旧友のハンプティ・ダンプティと7年ぶりに再会する。ハンプティとは前述の「無実の罪」の元凶となっており、プスに魔法の豆の木を登って雲の上にある巨人の城へ行き伝説のアヒルが産む金の卵を探し当てようと持ちかける。プスは、ハンプティ達を信用できないと一旦は拒否するも、再び街の人々の信頼を取り戻して自分へかかった無実の罪を相殺できるのではないかと考え話を受け入れる。しかし、その裏にはプスの想像を超えるような罠が待ち受けていた。
“僕”は愛猫キャベツと暮らす30歳の郵便配達員。ある日自転車で転んだ彼は、ひどい頭痛に悩まされて病院に行ったところ、脳腫瘍で余命わずかだと宣告されてしまう。ショックで呆然とする“僕”の前に、自分に容姿のよく似た“悪魔”が現われる。うろたえる“僕”に、“悪魔”は「自分にとって大切なものを消せばさらに1日の命をあげる」とささやく。“僕”が悪魔と取引すると、まずいつも持ち歩いている電話が消える。
女子高生のハルは、車にひかれそうになっていた猫の国の王子ルーンを助けたことから、その恩返しとして猫の国に招待される。気楽な猫の世界にすっかり魅了され、「このまま猫になるのもいいかも」と思ったハルは、ルーンの妃候補にされ、猫の姿に変化させられてしまう。このままでは人間の世界に戻れないとあわてたハルは、猫の男爵バロンの助けを借り、元の姿に戻るため奮闘する。
ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)はギターを手に、ストリートミュージシャンとして日銭を稼いでいた。ドラッグ更生プログラムの最中のある日、彼はヘロインを摂取して病院に搬送される。退院後、彼が更生担当者ヴァル(ジョアンヌ・フロガット)が用意してくれた部屋に入居すると、どこからか茶トラの猫(ボブ)が迷い込む。ジェームズは、猫の飼い主を捜そうとしたが、見付けることができなかった。
この映画の見どころは、まず野良猫ボブのかわいらしさと存在感です。ボブ役を演じた猫のボブは、その表情やしぐさから人間のような感情表現を見せ、観客の心を掴みます。また、主人公ジェームズが自分の過去や現在の苦しみを乗り越え、猫との絆や人々との出会いを通じて希望を取り戻していくストーリーも感動的です。そして、ロンドンの美しい風景や音楽、ジェームズのギター演奏など、映像・音楽面でも楽しめる要素がたくさんあります。
猫好きな方や、動物と人間の絆を描いた作品が好きな方には特におすすめしたい作品です。また、どん底から這い上がっていく人間ドラマが好きな方も必見です。